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本年度ハロウィン仮装大賞
Halloween Awards

2018年10月19日 更新

そもそも何故、日本でハロウィンを行わなければならないのでしょう。

ハロウィンの起源は、紀元前のケルト民族(2千年以上昔の中央ヨーロッパ中心にいっぱい住んでた人達)にまで遡り、その日は先祖の霊が戻ってくる「お盆」みたいなものだったそうです。

なるほど「お盆」と聞いては、黙って見ているわけにはいけません。
きっと2千年後の日本では、古来より続く伝統行事として執り行われているかもしれません。

政治・宗教の垣根を越え、文化風習と複雑に混ざり合って浸透していくハロウィン。文化風習として生活に溶け込んでいるならば、その意匠がデザインとして様々なものに発現しているのではないか!?

そこで、独断と偏見でハロウィンの息吹が感じられるアイテムを探して見ましたので、仮装大賞形式で大発表したいと思います。

ジャック・オー・ランタン賞

Winner

受賞理由

小振りの襟やオーバーサイズのシルエット、全面にまとったトラッドなチェック柄が高く評価されました。

ジャック・オー・ランタンの起源とは

毎年10月31日のハロウィンの日に、カボチャのロウソク立てを作り、善霊を引き寄せる「道案内」をさせる。

その起源については諸説ありますが、昔々の話で誰もわからないのが本当のところ。

さて日本人としては「お盆」的なイベントで「火」を使って「道案内」と言えば、思い浮かぶのは「迎え火・送り火」です。

古今東西、霊が迷わないように火を焚いているという事実は、偶然の産物でしょうか?

世界中に散らばる神話は、なぜかどこか似ている事があると言われており、心理学では 人類のいわゆる「心の無意識」に、共通のものがあるからだ、との説があります。

ジャック・オー・ランタンの起源が、人類共通の「心の無意識」にあると考えられるなら、国や文化を超えて受け入れやすい事にも道理がいきませんか。

毒々ゾンビ賞

Winner

受賞理由

個性溢れるデザインが抜群の存在感が高く評価されました。フロントパネルに大きく入った編み込み意匠が新鮮な表情を生んでいます。

ゾンビの起源とは

ゾンビは架空の存在だと思っていませんか?

死体のまま蘇って、生前の意思は無いまま歩き回り、本能なのか命令なのか、人に襲い掛かる「生きる死体」ゾンビ。

しかし「生きたまま」でも、意思が無くなり、命令されるがままになったなら、それはもうゾンビ化したと言っても違いは無いのではないでしょうか?

実は先日、ゴキブリをゾンビ化する寄生バチの毒を特定したとのニュースがありました。

エメラルドゴキブリバチという蜂は、脳に毒液を注入して、意のままにゴキブリを操ることができるのだそうです。

ほかにも、アリをゾンビ化する寄生菌なんていうのもいて、脳の外から行動を支配できるのだとか。

アフリカの方では人間を生きたままゾンビ化する毒なんてものもあるそうですが、ゾンビはもはや架空の存在ではないのです。

人類の歴史には、死者が蘇る話や、不老不死の逸話がたくさんありますが、ひょっとすると古代では人をゾンビ化する技術が確立してたのかもしれません。

そして、その秘密を守る為、そういった逸話を故意に作り出した可能性もあります。木を隠すなら森の中と言いますから…。

極黒の魔女賞

Winner

受賞理由

ネオプレーン素材をつかったシンプルなデザインに、エモジのような顔マークのファンシーさが、魔女にぴったりだと評価されました。

魔女の起源とは

呪術、交霊、占い、調薬、それらを執り行う人を魔女というのなら、旧石器時代の洞窟壁画に、呪術らしきものを執り行う姿が描かれている以上、人類の歴史の始まりと共に、いつの時代でもいた人ということになります。

医師や技術者のごとく、病気を治す薬を調合したり、作物の生育を助けるような呪術は、人々の暮らしとは切っても切れないものであり、社会の重要な役割を担っていたと考えられます。

何が薬になって何が毒になるのか、どのような呪術が効果的なのか。魔女達のあいだで情報交換や実験が繰り返されたのなら、それは現代風に言うと、基礎的な科学研究の第1歩だったとは考えられないでしょうか。

現代における物理学や化学の発展は、魔女の魔法無くしては成り立たなかった、というと少し大袈裟すぎますか?

不気味のピエロ賞

Winner

受賞理由

クラシックなケーブルニットを織り交ぜながら、個性豊かなニッティングデザインが評価されました。

ピエロ(道化師)の起源とは

道化師という職業の歴史は、古代エジプトまで遡ることができるそうです。

古代ヨーロッパの世界は、様々な地域から様々な人種の集まる多民族国家が形成されてることも多く、基本的には多言語で、同じ国でも文化風習が違って当たり前の世界。

そんな中、お笑い芸で身を立てるには、滑稽な格好をして、滑稽な行動する方法が、文化の違いを乗り越え、手っ取り早く万人から笑いをとれるシンプルな方法だったのかもしれません。

直接生活の役には立たないが、笑いを求める人の心と、その求めにシンプルだからこそ力強く答えてこれた。それが職業として、時代を乗り越え生き残ってきた力の源(みなもと)なのかもしれません。

HAPPY HALLOWEEN!